・「夫婦ともにお小遣い制を取り入れ、『毎月この金額までは自由に使ってもいい』と決めています。以前は好きなものを好きなだけ買っていた妻も、自然と『あといくらしか残ってないから我慢しよう』と物欲をコントロールできているようです。その結果、『よく考えたら、そこまで欲しいものでもなかった』と気が付くこともありますよ」

・「あえてクレジットカードやスマホの利用明細を紙で届くように設定し、毎月2人で目を通しています。『こんなに使っていたなんて』『有料会員に登録していたのを忘れていた』と気が付いてくれたようで、少しずつ請求額が減ってきましたよ」

・「妻に家計簿アプリをダウンロードしてもらいました。買い物後にレシートを撮影するだけで記録されるため、面倒な手間はありません。自分の使ったお金が目に見えて分かるので、『今月はお金を使い過ぎている』『衝動買いの回数が多すぎる』と分かるようになったようです。気軽にコンビニに立ち寄る、100均で大量に買うといった癖もなくなってきましたよ」

・「浮いたお金をすぐに使ってしまう妻を説得し、一緒に『つもり貯金』を始めました。『タクシーを使ったつもりで2000円貯金しよう』『水筒を持参し、お茶代として150円を貯金しよう』と、どんどん貯金が増えていきます。本を買わずに図書館を利用したり、休日にATMを利用するのは控えたりと、夫婦ともに節約意識が高まっているのを感じます」

まとめ

夫があれこれと指示を出している状態では、なかなか素直に聞き入れてもらえません。妻が自分でブレーキをかけられるよう、新たなルールを決めることが大切です。

ここでのポイントは、『同じお小遣い制にしよう』『一緒に明細を確認しよう』と公平性を保っておくこと。夫婦で一度話し合い、これ以上振り回されないようにしておきましょう。

LIMO編集部