「いや、もしかしたらさみしがっているけど、夫の両親が気を遣って連絡してこないだけじゃないかしら…?」

夫に促され、ショッピング第2弾に繰り出したねこねこむさんでしたが、先ほどの妄想に出てきた次女の泣き顔が、なかなか頭から離れません。そんな中、夜の街を二人で歩いていると、イルミネーションを楽しそうに見ている親子連れが目に留まりました。父親と母親の年齢は自分たちと同じくらい。一緒にいる女の子ふたりも「きれいだね~」と楽しそう。思わず、ねこねこむさんは、その女の子たちに長女と次女の姿を重ねてしまいます…。

そこへ夫から「そろそろおなかすかない?晩御飯もどこかで食べて帰ろうよ!」という提案が。しかし、ねこねこむさんの答えは「いや、帰ろう!」。「え?もう?」と驚く夫をよそに、ずんずんと駐車場に向かって、歩き始めてしまうのでした。

「てっきり、さみしがってお通夜みたいになっているかと思ったんですけどね~。夫の実家に行ってみたら、広くて走り回ることができるのが楽しかったらしく、子どもたちは上機嫌。じいじとばあばは、お好み焼きパーティも企画していてくれていて、子どもたちは、親と長時間離れていることなんか、これっぽっちも気にしていませんでしたね。さみしかったのは、私のほうだったようです~。」と笑うねこねこむさん。育児中「子どもと離れる時間が欲しい」と思いつつも、なかなか子どもから離れることができないのは、実は親のほうなのかもしれませんね。

「駄菓子屋さんの育児日記」の第19話もお楽しみに!

【マンガ記事】駄菓子屋さんの育児日記!

お子さんとの時間を増やしたいという思いから駄菓子屋を始めたママ、ねこねこむさんと2人のお子さんの育児日記。珍事件続出の駄菓子屋ねこねこむさんの育児は、笑いあり涙あり、でもやっぱり笑っちゃう毎日です。

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ねこねこむ