「40歳になるときには部長になろうと思っていた。わたしの男性上司が39で部長になったから、うちの会社の社風と自分の実績的に、遅くとも40では部長になれるだろうと踏んでいた。ほかにも、35歳までにマンションを買うとか、38歳までに2,000万円貯めるとか、45歳までにマンションのローンを完済するとか、いろんな計画を立てては年表に落とし込んでいる」と言います。
彼女の年表には、貯金、昇進、マンションの購入、ローンの返済、投資、親の介護のことなど、多岐にわたる項目がずらっと書かれていました。達成したものには緑のマーカーが引かれ、ほとんどの項目で計画通りに進んでいることがわかります。
「子どもがいないし、服とか化粧品にお金をかけるタイプでもない。こうしてみると自分って結構一人で生きていけるんだと感じるし、充実している。一生独身を決めてから、自分が強くなった気がする」と話してくれました。
投資を趣味にするという暮らし方
最後は、金融機関で働くCさん。彼女は「投資が趣味」と言うほど投資でお金をふやしています。「毎月手取りの25%は少なくとも貯金や投資に回していて、25%でマンションのローンを返している。30歳で家を買おうと心に決めていて、実際にマンションを買った。一人暮らしには広い部屋だけれど満足している」のだそう。
「ほかにも首都圏のJR駅から徒歩5分の好立地のところにマンションを持っていて、そこは人に貸して家賃収入を受け取っているところ。株も好きで、いまは30銘柄くらい保有している。ここ5年くらいはアメリカの株にも投資をしている」と話します。