Bさんの仕事はクリエイティブ系の要素もあって、Bさん独特の感性がうまく生かされている仕事です。それは、たとえば「Bさんっぽい作風でお願い」と誰かほかの人に頼んでも、なかなか実現できないもの。それまでになかった新たなニーズを喚起するということを突き詰めてやったからこそ、今の生活があるのだと思うと教えてくれました。

自分がオタク系だから

投資で成功し、いまや10億円以上の金融資産を保有しているCさん。彼がお金持ちになれた理由は「オタク系だったから」だと話します。

「オタクっていいイメージがないかもしれないけど、実はすごい。自分で言うのもなんだけれど、ハマったらトコトン追及してしまう。書店の投資コーナーの本を片っ端から読んだし、いろんな投資の講座にも足を運んだ。最終的には『自分の型』みたいなものを見つけたけれど、それを見つけるまでにはすごく時間がかかった。でも、それだけやらないと自分の型が見つからなかったと思うし、時間を無駄にしたとは全く思っていない」とCさん。

Cさんは自分なりにいろんな角度から研究と分析を重ね、自分なりのトレードルールを確立したのだそう。

「こういうものの研究っていかにもオタクがしそうなことでしょ? オタクって悪いことじゃないし、むしろカッコイイと思う。自分の好きなことをトコトン分析、研究するには集中力が必要だし、たいていの人はちょっとやっただけで終わってしまうから何にもならない。やり切ったと自信を持って言えるまでやるのが大事」と語ってくれました。