・「自営業をしている彼が『今月は100万円の収入があった』というので、『この人と結婚すれば安泰だ』と喜んでいました。ところが…結婚直前になって、彼の手取り収入は月に20万円ほどであることが判明したのです。

どうやら、100万円というのは経費を引く前の金額だったとのこと。実際に手元に残るのは、そのうちの2割ほどしかないそうです。『話が違うじゃないの!』と言いたいところですが、すでにお互いの両親への挨拶も済ませている状態…。彼のことが好きとはいえ、ちょっと騙された気分です」

・「年収を重視して婚活に取り組み、年収800万円の彼と付きあうことに。心のどこかで、『これだけ収入があれば、結婚資金はしっかり貯まっているはず』なんて期待していました。

しかし、結婚の話が進むなかで、彼の貯金額が80万円しかないことが発覚!今までは毎日のように外食をしたり、趣味にお金をつぎ込んでいたりと、思う存分お金を使っていたそうです。そんな話を聞いているうちに、『こんな浪費家の人と結婚して大丈夫なのかな…』と不安になってきました」

大切なのは年収だけではない

自営業や歩合制の企業に勤めている場合、毎月の収入に波があることは珍しくありません。また、高収入ではあるものの、貯金をほとんどしていない男性も存在します。そう考えると、一時的な収入や年収の高さで結婚相手を決めるのは、あまり得策ではないと言えるでしょう。

なかには、「金銭感覚が合わず夫婦喧嘩ばかり」「夫が仕事中心で、すれ違い生活を送っている」という声も耳にします。高収入だから、ビジネスで成功しているからといって、必ずしも幸せな結婚生活が待っているとは限らないのです。