「育児の本や子育てサイトで理想の育児方法を見ては、自分との違いに肩を落としていましたね。『子どもが拒否したら冷静に説明してあげて』『本人の気が済むまで待ってあげよう』なんて、私には無理でした。『母親ならこうでないと』というプレッシャーに、押しつぶされそうになった時期もありましたよ。でも、そのせいで余計にストレスが溜まり、子どもに強く当たっていたかもしれません。もっと育児に対して気楽に構えていたら、心に余裕ができていたでしょう」

理想の母親像を意識すればするほど、自分との違いに罪悪感を背負いやすくなります。その結果、余計にストレスを抱える悪循環になってしまう可能性も。子どもにとって大切なのは、ママが笑顔でいることです。あまり理想を追い求め過ぎず、自分らしさを大切にしましょう。

対処法を知っていれば楽だったかもしれない

最後は、もっと早くに克服する手段を知っていれば…と後悔しているママのケースです。