周囲も巻き込み「もはやどちらが面白い皮肉を言えるか、それを競っている感じになるのがとても居心地が悪い」とのこと。親戚同士だと心理的距離が近い分、遠慮なく嫌味や皮肉を言ったりするのが厄介だとBさんは話します。
「一度、『大人だし、無理に仲良くする必要はないから、お互いに祖母の家に来る日をずらせばいいのにね』と母親に言ったことがあるけれど、『あの二人はお互いの状況が気になってしょうがないからそれはないでしょ』と呆れ顔で言われてしまった。長女である母親がその争いに加担していないのだけが救い」と話してくれました。
確かに、小さい頃から一緒に育ってきた姉妹だけに遠慮がないのかもしれません。ただ、子どもたちにまで影響があるのはいかがなものでしょう。せっかくの親戚同士なのですから、仲良くしてほしいものですよね。
お年玉・お盆玉で言い争い
IT企業で働く20代のCさんは、お盆玉とお年玉でさんざん揉めたとため息をつきます。
「最近始まったお盆玉っていうのを、私は全く知らなかった。お盆に祖父母の家に行ったら、いとこの子どもたちから『お盆玉はー?』とねだられてしまい…。何のことやら全くわからないでアタフタしていたら、いとこに『私はCちゃんにお年玉あげてたのに…』と悲しい顔をされて、こっちが泣きたい気持ちになった」とのこと。
Cさんの兄もお盆玉のことを知らず、いとこの子どもから冗談でお小遣いを要求されていると思って、いとこに「あまりに品がないんじゃないか」と一言物申してしまったそう。