子どものときは気が付かなくても、大人になって意識するようになることは少なくないと思います。その一つが「人付き合いの難しさ」。子どもの頃は何も考えずに仲良く過ごせたのに…と思う人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、大人の「人付き合いの難しさ」を感じたエピソードを紹介します。

親と姉の板挟みで疲れる…

証券会社勤務の20代のAさん。1つ年上の姉は両親と仲が悪く、正月にも帰省しないほどの徹底ぶり。Aさんはいつも間に挟まれて、ツライ思いをしているのだそう。

「基本、両親と姉は直接連絡を取らない。姉の近況が聞きたければ両親は私に連絡してくる。一方で、姉からは『あの事は言うな』と口止めをされるし、もう疲れてしまった」とため息をつきます。

「過去に姉から親にお金を要求したことがあったみたいで、そのせいか親は姉に『最近ちゃんと仕事してるの?』と聞く。でも、その詮索すら姉は嫌な様子。姉は姉で、フリーランスで仕事はしているから今はそれなりに収入はあるけれど、親には正社員で働いているとウソをついているのでそのウソに付き合わされるのも大変」と話します。

家族とはいえ、ソリが合わないということは起こるものです。しかも、大人になって自分の考えや自分なりの価値観を持つようになるとなおさらです。ただ、巻き込まれるほかの家族はたまったものではありませんね。

親戚仲が悪くて気が休まらない

人材会社で働く30代のBさんは親戚同士の仲の悪さに辟易としている様子。

「母親が3姉妹の長女だけれど、次女と三女の仲がすこぶる悪い。その影響を受けて、いとこ同士も仲が悪く、お互いに嫌味を言ったり、自分の娘の進学や就職先でマウントを取り合ったりするので気が休まらない」と嘆きます。