お正月休みが明けた翌週の週末、とあるファミレスの一席で、40代前半の女性グループがランチをしていました。食事をしながら、おしゃべりに興じているのは、専業主婦K子、ワーキングマザーのY美、シングルのH。3人は高校時代からの仲良しグループです。

年末年始は義実家や実家への帰省、たまった用事の片付けなどで忙しい日々を過ごした3人ですが、ようやく「日常」が戻ってきて落ち着いたということで、新年会を兼ねた、ささやかなランチ会を開いたというわけです。ひととおりの互いの近況報告の後、話題は、それぞれが今、気になっている「お金」のことに。

さて、年末年始を機会に彼女たちが考えることになった「お金の話題」とは、どんなことだったのでしょうか?少し耳を傾けてみましょう。

専業主婦K子が考えたこと:お年玉

「お年玉の金額でいつも悩む。」というのは、結婚と出産が30代後半と少々遅めだった、現在は専業主婦のK子。彼女の子が小学生なのに対し、20代で結婚した兄の子たちは大学生と高校生。一方のご主人側の甥っ子姪っ子も全員が中学生以上のため、いくらぐらいが妥当なのかをいつも悩むのだそう。また、今年は「まだ学生だから」と、兄の子の大学生にもお年玉をあげたものの、その子も来年は成人式。あげ続ければ家計にも響くし、「いつまであげたらいいんだろう?」と、疑問に思っているのだとか。