すると、高校生の子の母であるY美が言いました。「うちは、親戚間で暗黙の了解があるよ。小学校低学年までは1000円、高学年は3000円、中学生~高校生は5000円。それ以降は、就職した子はあげる側になり、進学した子は19歳まではふつうにあげて、20歳のお正月には『成人祝い』として多めに包んで、それが最後、ってことになってるよ。」
Y美のように親戚間での取り決めがある場合は、それに従うのがベストですが、特にルールはないというおうちの場合は、ちょっと悩ましいこのお年玉の金額問題。では、ここで、昨年末に住信SBIネット銀行株式会社が、昨年末に実施した「お年玉に関する意識調査 2020」の結果から、世間の相場を見てみましょう。
・小学校低学年 3,000円
・小学校高学年 5,000円
・中学生 5,000円あるいは10,000円
・高校生以上 10,000円
ちなみにあげる側の平均支出額は、26,642円(前年度は26,166円)で、平均3.9人(前回3.8人)だそう。意外に少ないような印象も受けますが、それでも少々痛い出費であると感じている人は多いのかもしれませんね。
ワーキングマザーY美が考えたこと:保険のこと
「うちが気になるのは保険かなあ。」というのは、と高校生と中学生の子を持つY美。子どもたちの進学のことを考えると、家計の無駄はできるだけ減らして、その分を教育資金としてストックしていきたいと考えてはいますが、それと同時に若いころに加入した夫婦それぞれの生命保険の保障金額が果たして足りているのかどうなのかといった点が気になっています。