詳細は決まっていないのですが、「マイナンバーカードと紐付けたキャッシュレス決済手段でチャージや支払いを行うと、25%のマイナポイントを付与する」という内容になることが予定されています。
冒頭で説明したように、「マイナンバーカードの必要性がいまいちわからない」などの理由から、e-Tax(電子申告)で確定申告をする人など以外で、マイナンバーカードを持っている人は少ないのが現状です。この状況を改善するために、マイナンバーカードを持つことのメリットを増やそうとしているというわけです。
また、政府はキャッシュレス決済を推進しているので、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を結びつけることで、両方の利用者を増やそうとしているのでしょう。消費増税後の消費活性化としての目的もあるとされています。
マイナポイントの利用には事前登録が必要
マイナポイントは、ただキャッシュレス決済を利用すればもらえるものではありません。事前にマイナンバーカードとキャッシュレス決済手段を紐付ける手続きをしておく必要があります。
手順を見てみましょう。
- 「マイキーID」を作成・登録する
- マイナポイント申込ページにアクセスし、マイキーIDとパスワードを入力する
- 利用するキャッシュレス決済手段を選択し、申込ボタンを押す
マイキーIDとは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済手段を紐付けるためのIDのことで、作成・登録は、次のいずれかから行います。