1日の半分を仕事に費やし、睡眠や入浴、食事の時間を考慮すれば、趣味に当てたり家族と過ごしたりするための時間は働く男性にはほとんどないと言えるでしょう。「労働時間を短縮して、生産性を上げる」という働き方改革の考えにも納得できるものです。
しかし働き手ではなく、主婦である私にはメリットばかりでもありませんでした。
労働時間短縮で帰宅が早くなるのはうれしい?
夫が務める会社でも、働き方改革により残業を減らすようになりました。今までは22時、早くても21時に帰宅していた夫。それが20時前に帰宅するようになったのです。
出勤も早く、これまでは平日にパパに会うことがほとんどなかった子供たち。それが早い帰宅のおかげで毎日のように会えるようになり、子供はパパに会えてとてもうれしそう。しかし良い面ばかりではありませんでした。
子供たちの生活リズムが乱れる
幼稚園に通うようになってからは、生活リズムがある程度決まっていました。
18時:晩ごはん
20時:お風呂
21時:就寝
この生活リズムで数年過ごしてきて、子供も私もすっかり慣れていたのです。