日本では加熱式タバコが大流行していますが、アメリカではニコチン入りの電子タバコが人気を集めています。特にフルーツ風味などに誘われ中高生の常習者が年々増加し、若年性のニコチン中毒、肺疾患などの健康被害や偽造の電子タバコリキッドでは死者を出すという社会問題に。
今年に入って米政府は若者が好む一部の風味付き電子タバコの販売を禁止しました。専門家達からは「こんな中途半端な措置では効果はない」という非難の声もあがっていますが、トランプ大統領の頭の中は再選でいっぱいのようです。
自分優先の大統領?
米食品医薬品局(FDA)は1月2日、一部の風味付き電子タバコの販売を禁止することを公表しました。
昨年9月、自身も10代の息子を持つトランプ大統領は保護者の立場を理解し電子タバコ販売を全面禁止する方針を打ち出していましたが、結局は一部販売禁止という中途半端な措置を講じました。