「人懐っこい笑顔と雰囲気から、初対面での好感度が高かったB君ママ。最初会った時から身構えること無く、親しくさせてもらいました。ですが、実は噂話好きで、何事にも責任を持たないB君ママとのお付き合いに、私は徐々に疲れてきていました。
B君ママの噂話にYESともNOとも言ったわけでは無いのに、話を聞いていた…というだけで『あなたも言っていたじゃない!』と責任転嫁。その噂話も『〇〇さんから聞いたんだけどね』と前置きして、予防線を張ります。発展性の無い噂話とその主体性の無さに、お付き合いすること自体を考えなおそうかと思っていました。
そう思っていた時に、たまたまA君ママと話をすることに。A君ママと話していると、自分の気持ちがフッと軽くなっていくことに気が付きました。A君ママの話の中心は、自分の好きなハンドメイドについて。一生懸命作っているようで、たまにフリマアプリに出品しているそうです。
私自身も物作りが好きだったので、A君ママの話を大変興味深く聞き入りました。『よかったら、今度一緒に作業しない?』と誘ってもらいました。子どもを通じて知り合いましたが、共通の趣味でつながったママ友。とても居心地の良いA君ママとの関係性に、あらためてB君ママとのお付き合いを見直そうと思いました。
その後、自分でも物作りに時間を割いたことで、B君ママとお付き合いする時間が少なくなり、徐々に彼女からの連絡も少なくなってきました。きっと他の愚痴友達を見つけたのでしょう。」
疲れる人と無理に長く付き合う必要はありません。子ども同士のつながりに支障が出てくるのではないかと心配するママもいますが、子どもは子ども・ママはママです。もし、ママ同士の関係が子どものお付き合いにまで影響してくるのであれば、それこそ、そのような関係性は見直すべきなのではないでしょうか。