「特に気を付けているのは夫をはじめとする家族の愚痴です。母が父の悪口や祖母の悪口を言うたびに、身近な大人が嫌な人物に見えていました。でもそれは母のフィルターを通したもの。私自身の気持ちではありません。私は娘に対し『パパは一緒にいる時間は少ないけど、いつも私たちのことを思ってくれているし、私たちのためにお仕事をしてくれている』と伝えています。義母に対しても、いただいた食材を使ったときは必ず子供たちに伝えるなど、離れていてもよくしてもらったことは伝わるよう考えています。」
とはいえ、モヤモヤしたり誰かに聞いて欲しいこともあるはず。そんなときはどうしているのでしょう。
「私はSNSでいわゆる『育児アカウント』を持っています。そこで日常的に家で起こった面白かったことやちょっとした愚痴などをつぶやくようになってから、夫に愚痴を聞いて欲しいという気持ちや実家にストレス発散の電話をする回数が減りました。SNSでは同じような状況にいる方々が『わかる!』『自分はこうやって乗り切った。頑張って!』というコメントを残してくれるので孤独感などもありません。しかも匿名なので今後も娘にバレることもないかなと思っています。ちょっとした毒を吐く場所があるからこそ、娘の前ではグチグチ言わないママでいられるのかなーなんて思っています」
ストレスや愚痴をゼロにすることは無理でも、せめて娘さんの前だけでは前向きな発言を繰り返せる自分でいたい、Mさんはそう語ってくれました。
まとめ
子供の前ではしっかりした存在でいたいと思っていても、親だって人間です。イライラしたときは人に聞いて欲しいし、ちょっとした噂話だって興味があるのは当たり前のこと。でも、できればそれは大人だけの空間で済ますように少しだけでも考えてみてはどうでしょうか。子供たちはまだまだ知らなくていい話題もたくさんある。そんな風に思うのは理想論なのでしょうか。
佐渡 六花