自分は毎年泥酔し、午前様だということを棚に上げて悪態をつく夫の姿を見たAさんは、「子供が独立したら行動を監視したり限定されそう」と恐怖心が芽生えてきました。この一件があってから、自分の給料を積み立てたり職場で管理職を目指すなど、いざという時の準備をし始めたそうです。

自分の実家での滞在期間を伸ばそうとする夫

パート勤めのBさんには、激務で多忙な日々を送る夫がいます。普段の休日は子供達と一緒に親子仲良く出かけることが好きな一面を持つ、子煩悩な方です。

しかし、平日は夫と顔を合わせる時間はそう多くなく、休日を除くと育児は全てBさんがしてきました。そんなBさんに、長い休みとなった年末年始で思わぬ出来事が起きたのです。

いつもは夫側の実家に帰省し、家に戻る途中でBさんの実家に立ち寄り新年の挨拶をしていました。しかし、暦の並びも良いことからBさんは実家に泊まって自分の両親にも孫と過ごす時間を楽しんで貰おうと考えました。

しかし、「今年は休みも長いから私の実家に1泊してゆっくり帰ろうよ」と夫に提案したところ、「1泊するのにまた荷物を開けるのは面倒だから、自分の実家の滞在日を伸ばした方が合理的」と、夫が反論してきたのです。

Bさんがどう考えても、Bさんの両親が夫を煙たく思っているような言動をしたことはありません。むしろ、常日頃から激務ぶりを心配しているくらいでした。

そこで色々と聞いていくうちに、Bさんの実家の古さや庶民ぶりを問題視していることに気がつきました。「今まで上から目線で見ていたのか」とBさんは気がつき、それまで抱いていた夫への尊敬の念が薄れてきたといいます。