そんな夫に私は『あなたが手伝ってくれることは本当に有難い、とても助かっている』とちょっと大げさなくらいに感謝の気持ちを伝えて、子供たちには『お家のお仕事も頑張るパパはかっこいいね!』と夫を持ち上げる言葉を本人の目の前でかけるようにしています。そうすることで余計に張り切って色々とやってくれるので、夫が自分から動くのを待っていた頃に比べると、私の家事の負担もだいぶ減ったと感じます。」
「気づいて、察して」というスタンスで気が利かない夫へのイライラを募らせているよりも、「鈍感で気づかないのはもう仕方ない!」と割り切って、そんな夫にも効果的な別のアプローチを考えてみる、というのがポイントのようです。
共に歩むパートナーとして、お互いのキャリアをサポートし合える関係を
日本の女性は、欧米の人たちに比べて家事サポートやベビーシッターのような外部委託サービスの利用率が低いとされています。「家のこと、子供のことを妻・母が一人で抱え込まずに誰かに助けてもらう」という考え方や周囲のサポート体制もまだ十分に整っていません。現状として、共働きの家庭では妻の方の負担が大きくなりがちです。
まずはパートナーである夫と、お互いのキャリアをサポートし合いながら共に子育て期間を乗り切る、良き「戦友」のような関係を築いていけたらいいですね。
LIMO編集部