その他では、オリエンタルランド(4661)が売りに押されて下落し、10月上旬に付けた高値(上場来高値でもあります)から既に▲12%超安となったのが目を引きました。

一方、前週にJ.フロント リテイリング(3086)からのTOB(公開買い付け)による完全子会社化が発表されたパルコ(8251)が連日の爆騰で年初来高値を更新し、そのJ.フロント リテイリングも大幅高で年初来高値更新となりました。

また、一連の不正施工問題で業績不振に陥っているレオパレス21(8848)が、主要株主である村上世彰氏のファンド会社(旧村上ファンド)から全取締役の解任動議を出されたことで一時+12%高に迫る爆騰となりましたが、その後は値を下げて終値は小幅高に止まっています。

新興市場(東証マザーズ)では、ナノキャリア(4571)が一時ストップ安まで売られ、そーせいグループ(4565)やアンジェス(4563)など医療バイオ関係株も大きく値を下げました。

また、1か月前の新規上場にもかかわらず早くも業績下方修正を発表したトゥエンティーフォーセブン(7074)が下げ止まらず、3日連続で安値更新となっています。

一方、マネーフォワード(3994)が堅調に推移して年初来高値を更新しました。

葛西 裕一