【シニアが費やしたモノ・コトと平均金額(2019年)】
・旅行:19.9万円
・趣味:12.8万円
・ネット通販:11.8万円
・アンチエイジング:2.2万円
・デート:1.1万円
最も多かったのは「旅行」で、年間平均19.9万円となりました。次いで12.8万円の「趣味」、11.8万円の「ネット通販」と続きます。個人的に驚いたのは、「ネット通販」が上位にランクインしたこと。パソコンやスマホを使いこなし、ネット通販を楽しむ“デジタルシニア”が増えているのでしょう。
シニア世代の中には、お孫さんにお金を費やす人もいるはず。一緒に旅行を楽しんだり、プレゼントを買ってあげたりと、さまざまな“孫消費”が考えられます。同調査では、お孫さんがいる人を対象に「孫消費に使った金額」も質問。その結果は以下の通りです。
【「孫消費」に使った金額(2019年)】
・0円:6.3%
・5万円未満:30.7%
・5万円〜10万円未満:20.7%
・10万円〜20万円未満:24.4%
・20万円〜30万円未満:8.1%
・30万円〜50万円未満:4.0%
・50万円〜100万円未満:3.0%
・100万円以上:2.8%
・全体平均:15.1万円
「5万円未満(30.7%)」が最多となり、次いで「10万円〜20万円未満(24.4%)」、「5万円〜10万円未満(20.7%)」という結果に。全体を通して見ると、5万円から20万円未満に集中していることがわかります。
また、全体の平均額は15.1万円でした。これを1年間(12回)で割ってみると、毎月約1.25万円の“孫消費”がある計算です。個人的に気になったのは、50万円以上を費やす人が5.8%もいること。それだけお孫さんへの愛が大きい、ということでしょうか。何とも羨ましい限り……
約3割が株式投資を利用!シニア世代の資産形成・資産運用状況
同調査では、シニア世代の「資産形成・資産運用状況」について調べ、その結果をまとめています。ランキング形式でご紹介しましょう。