最近は「AK男子(あえて結婚しない男子)」という言葉も流行ったくらい、結婚しないという選択をする男女が増えつつあります。結婚する、しないという選択はもちろん個人にゆだねられているものであり、誰かに強制されるものではありません。

しかし、「結婚しない」という選択をする人が増えているのはいくつかの社会的な背景や理由があるようです。そこで今回はあえて結婚しないという人たちにその理由を聞いてみました。

既婚女性やワーキングママたちの負担が大きすぎる

34歳の女性が語るのは、結婚後の女性の負担についてでした。会社の同期や大学の女友達らと話をしていても、既婚女性やワーキングママの負担が大きすぎると毎回話になるのだそう。

「結婚したら旦那の世話が増える。一人暮らしだったらうどんとかパスタで済ませられたけど、旦那がいるとなるとちゃんとしたご飯を作らなきゃって頑張らざるを得ない気持ちになる子も多い。物理的にも負担が大きいけれど、そういう気持ちも負担の一つになっていると思う」と言います。

また、「ワーキングママは仕事、家事、育児、旦那の世話を押し付けられている。子育てが終わったら親の介護が待っているし、自分のキャリアをあきらめてそんな道に進むほどの勇気は私にはない」とため息をついていました。

確かに、いまだに日本人男性は家事をしないと言われていますよね。中には家事をする人もいますが、圧倒的に数は少ないでしょう。もう少し既婚女性やワーキングママの負担が得ればいいのですが、いまの状況では結婚したがらない女性が多いのもうなずけます。