確かに大人でもクレジットカードのことは「魔法のカード」などと言いますが、子どもの頃から大人がクレジットカードやスマホで買い物をしている姿を頻繁に目にすれば「クレジットカードやスマホさえあればなんでも買い物ができる」と勘違いしてしまうこともあるでしょう。

もはやキャッシュレス化は避けて通れないものですが、時には現金という物理的なモノで支払いをするなど、子どもに「使えば減る」ということが実感させることが必要かもしれません。

お年玉を使ってお金の教育をしてみよう!

まとまったお金(現金)をもらえるお年玉は、子どもにお金の大切さを教えるチャンスです。小さな子どもでも、もらったお年玉で欲しいと思っていたものを自分で購入させることで、「お金があれば欲しいものが買える」ということが理解できます。

足りなかった場合は、「お手伝いをしたらお小遣いをあげる。お年玉とお小遣いを貯めておもちゃを買おう」などルールを決めることにより、子どもは働くことでお金を得ることができると身をもって実感できるのではないでしょうか。

また、子どもが中・高校生なら「投資をすればお金を増やすことができる可能性がある」ということを教えて、お年玉の一部を株や投資信託への投資を勧めてみても良いかもしれません。投資によりお金が増えるという成功体験を積むことができれば、お金に関心が増したり、無駄遣いを止めたりということにつながるかもしれませんね。

LIMO編集部