毎年、12月~3月に入るころまで感染のピークを迎えると言われているインフルエンザ。娘のこども園でインフルエンザが大流行している時期、他の幼稚園でもインフルエンザで欠席する子どもたちが増えている様子でした。

他の幼稚園に通うママからの情報によると、冬休み前に学級閉鎖になったというところもあれば、冬休みが明けてしばらくしたら学級閉鎖になったというところもあった様子。学級閉鎖になったおかげで、自分の子どもが難を逃れたという声も多く聞こえてきました。

そこでふと疑問に思ったのが、“学級閉鎖になるかならないかのボーダーラインって?”ということです。幼稚園やこども園に限らず、小学校・中学校などでも、学級閉鎖に対してはさまざまな意見があるよう。

「40人中23人もインフルエンザで休んでいるのに、なぜ学級閉鎖にならないのか?」
「片手で済むほどの人数しか休んでないのに学級閉鎖なんて…最近の学校は甘いんじゃないか?」

学級閉鎖にならないことに対しても、学級閉鎖になることに対しても意見を持っている人が多いようです。学校生活に関する決まり事が記されている“学校保健安全法”では、校長が感染症の予防の必要性を感じた場合に、クラス単位・学校単位で臨時休校ができるとされています。しかし、都道府県ごとによっても、その年によっても感染患者数や広がり方に違いがあるため、明確な基準となる数値は決められていないとこのこと。

あくまでも、園や学校の判断によるのが今の学級閉鎖のボーダーラインなようです。

家庭ごとで“休ませる”という手段を選ぶのもあり