筆者の子どもが年少のときのこと。冬休みが明け、毎年恒例のお餅つき大会が園で行なわれたあとから、インフルエンザが流行しはじめました。年少・年中・年長と、学年の境なくその年はインフルエンザが大流行。クラスの下駄箱にもほとんど靴がないような状態になりながらも、わが子はなんとか生き残っていました。

登園禁止の日数が過ぎ、回復したお友だちが増え始めたころ、しぶとく生き残っていたわが子もついにダウン。それが、1月末のことでした。第一子ということもある上に、わが子が通っているのは子ども園。学級閉鎖という手段が取られるボーダーラインについての知識がなかったため、他の子の感染が増え始めたあたりで私は一度担任の先生へ質問をしていました。

「インフルエンザでお休みしているお友だちがすごく多いみたいですが、学級閉鎖にはならないのでしょうか?」と。

先生へ質問をした当時まだわが子がインフルエンザに罹患していなかったので、学級閉鎖になればなんとか生き残れるかもしれないという思いがあったのも事実。しかし、こども園的にはどのタイミングで学級閉鎖になるんだろう?という純粋な思いから、先生へ質問してみたのです。

返ってきた答えは、「今のところ学級閉鎖の予定はありません」でした。筆者としては「えっ?!こんなに休んでるのに?」というのが正直な感想。しかし、先生には「そうなんですね」と伝えることしかできませんでした。

他の幼稚園では学級閉鎖のところが続出…ボーダーラインは?