令和7年3月から、運転免許証とマイナンバーカードが一体化した「マイナ免許証」の運用が全国で始まっています。すでに3か月以上が経過し、利用者はじわじわと増加中。今回は警察庁が発表した都道府県別の保有者数ランキングTOP10を紹介するとともに、「マイナ免許証」とはどんなものか、基本のしくみや選べる持ち方、便利なポイントについてもわかりやすく解説します。
1. 【都道府県ランキング】「マイナ免許証」持っている人が多い地域は?
警察庁交通局が令和7年7月4日発表した「令和7年6月末時点のマイナ免許証保有者数」をもとに、まずは「マイナ免許証保有者数が多い都道府県ランキング」のトップ10をみていきましょう。
- 1位.神奈川県:9万499人
- 2位.東京都:6万2478人
- 3位.千葉県:5万8930人
- 4位.埼玉県:5万6163人
- 5位.北海道:4万9038人
- 6位.愛知県:4万7051人
- 7位.大阪府:4万303人
- 8位.静岡県:3万4104人
- 9位.福岡県:3万4039人
- 10位.広島県:2万3300人
ランキング上位は首都圏の4都県が占めていることがわかります。令和7年6月末時点での「マイナ免許証」保有者数は合計86万8188人です 。このうち、「マイナ免許証」のみを保有している人は28万527人、運転免許証とマイナンバーカードの2枚持ちをしている人は58万7661人となっています 。2枚持ちの人が全体の保有者数の過半数を占めていることが分かります。