年始から「家計簿」をつけ始めよう!

さらに、貯金が得意な人は家計簿をつけて家計の管理をしている傾向があります。とくに新しい1年の始まりは、家計簿をスタートするベストタイミング!

では、家計簿によってどのようなメリットが得られるのでしょうか。具体的な取り組み例を覗いてみましょう。

・「年末になると、1年間の固定費を見直すようにしています。目立った項目があれば、節約できる手段を探すのも大切ですね。去年は格安スマホに乗り換えたり、電力会社を変えたりしたことで、固定費を一気に下げることができました」

・「お金を使ったら、すぐ家計簿に記入しています。そのため、クレジットカードで支払っても『今月はお金を使い過ぎている』『しばらくは買い物を控えよう』と気が付けるようになりました。とくに年明けはお金を使う機会が多いので、家計簿をつけておくと抑止力になりますよ」

・「家計簿をつけているうちに、だんだんと毎月の予算が掴めるようになりました。支出が増えがちなお正月も、『このままだと今月の食費の予算を超えてしまう』とブレーキをかけられるように。貯金のペースも一定になりました」

まとめ

こう見ると、年末年始の浪費を防ぐには「お金を使う基準」や「買い物中の冷静な判断力」が求められているようです。とはいっても、いきなり金銭感覚や価値観を変えるのは難しいもの。買い物に関するルールや家計簿をつける習慣を身につけておき、支出をコントロールできるようにしておきましょう。

1年の始まりは、貯金の始めどきです!お金を使ってしまいがちな年末年始を乗り越え、「お金がない自分」から脱却してみてはいかがでしょうか。

【参考】
家計調査(家計収支編)[二人以上の世帯]」(2018年)総務省統計局

LIMO編集部