自分の仕事も部下に振る

いい上司であれば、部下の能力や強みを理解し、その時々の業務量や今後の成長を考慮しながら仕事を割り振ってくれるでしょう。しかし、部下が抱える業務量や進捗などはお構いなしに、本来は自分がやるべき仕事を部下に振ってくる上司がいます。反論をしようものなら「君の成長のために」と、上司としての役割を都合よく乱用するのです。

サービス残業を強要

納期の迫った案件を今日中に終わらせるように強制しつつ、残業申請は認めないという矛盾極まりない上司もいます。つまり、サービス残業をしなさい!という要求です。残業規制が厳しくなる中、残業申請を認めると上司自身の評価が下がります。自らの業績と管理能力を部下の働き方でコントロールしようとしているのです。

意思決定を避ける

上司の判断によって進む業務が多い中、なかなか意思決定をしてくれない上司もいるようです。他の部署にも相談しないと…と案件をわざわざ複雑にしたり、何も決められないまま担当である自分に舞い戻ってきたりするのは、意思決定から逃げるための戦略かもしれません。単なる自信のなさや不安から意思決定を避けているケースもあるようです。

【対処法1】上司の上司を味方につけよう

直属の上司に困ったときは、その上司の上司とつながることをおすすめします。直属上司の問題は解決しやすくなるはずです。上司の上司に相談を持ちかけてもいいですし、仕事の提案や進行に巻き込んでしまってもいいでしょう。