成人し独立した子供たちと別居が増える昨今。「子供には親のことを気にせず自分の人生を歩んでほしい」と考える親世代もだいぶ増えてきました。とはいえ、それは自分や配偶者がいつまでも元気で仲良く暮らしていけることを前提としている人も多いかと思います。

まだまだ元気な人でも「老人ホームなどに入るだけのお金を蓄えられるか」「体が動かなくなった後もこの家でやっていけるか」など、アラカン世代と呼ばれる60代の親たちは新たな悩みと向き合っているようです。自分は老後をどう生きたいか。今回は2パターンの例をご紹介していきたいと思います。

一軒家を処分し、都市部のマンションへと移り住む派