生粋のアウトドア好きであれば、「冬のキャンプ」こそテンションが上がってしまうもの。しかし、当たり前ですがやっぱり寒い。さらに、冬場のアウトドアでは暖かさだけでなく、動きやすさも求められる。つまり、防寒着のチョイスが難しいんですよね。

ミドル丈やロング丈だと、立ち座りを繰り返すキャンプでは邪魔になりやすい。ひとつの解となるのは、腰元を覆うくらいの丈感のダウンジャケットではないかと。頼れるショップスタッフの具体例を3着ピックアップしたので、ぜひご覧あれ。

“機能美の体現”ってこういうこと

立体的なパターンを採用することで、ダウン特有の動きにくさを軽減したのは〈ウィズロム〉の一着。英国の伝統的なコートなどによく用いられる“スプリットラグラン”は、ダウンに使われるのは珍しいディテール。特に肩周りの動かしやすさが違います。

使い勝手から逆算された各所のポケットも、細々としたものが多くなるキャンプ時には、威力を発揮しそう。提案スタッフも「他社が真似をしようと思ってもできない」と語るほどです。ぜひ上記リンクから詳細のチェックをどうぞ。

安心感が違う。あのブランドの看板モデル

ここ数年、新しい選択肢として盛り上がりを見せているのは国産のダウン。中でも、比較的手頃な値段と高いクオリティのダウン作りで定評のあるのが〈ナンガ〉。元々は寝袋の製造を出自とするブランドだけに安心感が違います。

そんな同ブランドの看板モデルとも言えるのが、「オーロラダウンジャケット」。街着でも使えるシンプルなデザインですが、高い防水透湿性を誇る生地が、本領を発揮するのはやはりアウトドアのシーンでしょう。

アウトドアこそ“ミルスペック”で臨みたい

着脱の便利さこそフルジップには敵いませんが、いちファッションとしては、ハーフジップのプルオーバーというチョイスもおもしろい。そもそも、アウトドアであれば、頻繁な着脱の必要もありません。

こちらは、日本ではまだまだ知られていないブランド〈キーラ〉。実はスコットランド軍にも納入するほどの実力の持ち主です。中綿に採用したのは、ダウンより濡れに強いとされるプリマロフト。他にブラックのカラーもありますが、ミリタリー感をしっかり味わえるのはこちらのオリーブカラーかと。

あとがき

機能性だけでなく、シンプルなルックスも魅力の3着。キャンプはもちろん、街着としても大いに活躍してくれます。この冬を乗り切る一着をまだ手に入れていない方は、ぜひご検討を。

FACY