このような状況を改善するには、「夫婦の価値観をすり合わせること」が大切です。その具体的な手段をみてみましょう。
・「もともと金銭感覚が違う私たち。そこで、お互いの欲しいものをリストアップして夫婦で話し合う場を設けています。相手の要求をすべて否定するのではなく、『車は中古でいいのでは』『ほかの家電で代用でしたら?』といった交渉をするのがコツですよ」
・「専業主婦でいてほしいと言い張る夫に家計の状況を説明し、共働きを納得してもらいました。一方的に意見を述べるだけでなく、判断材料を見せることが大切なようです」
・「これまで、異性とのやりとりで何度か夫婦げんかになっていました。いつも『これは浮気ではない』『でも私は許せない!』という言い合いばかり。そこで、浮気の基準を決めました。なにかあった時も、これでスムーズに話し合えます」
それでも揉めたときは
揉めそうな内容は事前に基準を設けておく、妻の仕事関係や高価な商品の購入は交渉するといった手段をとっておけば、ある程度夫婦げんかを防ぐことができるはず。それでも夫婦で意見が合わない時は、できるだけヒートアップしないうちに結論を出す必要があります。そのヒントを聞いてみました。