・「子ども達が部活や補習で忙しくなり、家族で休日を過ごす回数は一気に減りました。車を手放したり、旅行に行かなくなったりと、家計的には助かっています。とはいえ、ちょっと寂しい気持ちもありますね」

・「なんだか、子どもがサバサバしたように感じます。これまで捨てないでと言っていた自分の作品やおもちゃを、あっさりと『捨てていい』と言うことも。ものが減ってスッキリするものの、今度は親の私が惜しい気持ちになっています」

・「これまでは親同士の付き合いが頻繁に行われていたものの、子どもが中学生になってからはほとんどなくなりました。学校からの連絡もメールですし、もはや固定電話の必要性さえ感じません」

女子高生と父親の仲は改善傾向

女子高生の娘をもつ父親のなかには、「娘に嫌われているのでは」「年頃の娘にどう接すればいいのか分からない」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。たしかに、娘との会話が少なくなった、冷たい態度を取られたという意見も少なくありません。ところが、女子高生たちの声に耳を傾けてみると、父親に対する意外な本音を知ることができました。