この発達検査は、検査時間は長かったものの(約1時間)、検査の概要を聞いても、そこまでの難易度を感じることはありませんでした。
それでも長男は「IQ70」台という「発達になんらかの問題を抱えている」という数値結果に。
一方、小学1年生の秋に受けた知能検査WISC-IVでは、「難しい…」と感じることが多かったようです。
もちろん、検査そのものが違うので問題が異なるのは当然です。それとともに、「IQの算出方法の違い」も影響していると思われます。『発達障害のアセスメントに用いる発達検査・知能検査』(瀬尾 亜希子)によると、「田中ビネー知能検査ⅤにおけるIQ値は発達の割合の目安であり、WISC-ⅣにおけるIQ値は同じ年齢の子どもの集団における位置を示している」としています。
「田中ビネー式」でも「WISC-IV」でも結果はほとんど同じに
田中ビネー式とWISC-IVという2種類の知能検査を行なった息子ですが、問題内容やIQの算出方法が異なっていましたが、検査結果はほぼ同じに。