モノを持ち過ぎで「家を片付けたいが、どうしたらいいのかわからない」というアメリカ人の家を訪ね、「ときめき」を感じないモノは謝意を込めて手放しなさい、と独特のこんまり流断捨離術を伝授し、「こんまり」と「Spark Joy(ときめき)」という言葉は老若男女に知れ渡り流行語となりました。

そんなこんまりさんが11月17日、自身の英語サイト内に125点ほどの「自分がときめいた家庭用品やセルフケア商品」を販売するオンラインショップを開設したことをきっかけに、海外メディアやTwitterユーザーから非難を浴びてます。

11月18日にウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ) は今回のオンラインショップ開設について彼女にインタビューした記事を公開しました。

その後、同紙はTwitterにその記事のリンクと共に「家の中を散らかすモノは捨てましょうということで有名になった片付けの達人、今度は彼女が売るモノを買ってほしいのか」というコメントを投稿しました。

当然、Twitter上ではこの投稿に対する返信も含め、そのインタビュー記事の読者からも賛否両論のツイートが次々投稿されました。多数のウェブメディアでもこんまりの哲学に「矛盾しているのでは」という疑問の声が上がりました。

ときめくモノに囲まれる幸せを共有

WSJのインタビューによると、こんまりさんはファンから、彼女が日常的に好んで使用しているモノに興味があるというメッセージを受けることが多いそうです。それが動機となり、毎日の生活に少しだけ楽しみを加えるために、彼女がしていることを紹介しようとこのオンラインショップを開設したということです。