またショップを開くことは、ファンにモノを増やせと奨めているようにも思えるが、今まで伝授してきた断捨離と矛盾していないか、という疑問についてこんまりさんは「過剰購入を奨めようとしているわけではない」と説明しています。

沢山の無意味なモノを所有するのは心を乱してしまいがちだが、思い入れのある大切なモノに囲まれた家は心地よく最高の幸せだ、という信念に基づいているということです。

ソーシャルニュースサイト「Diply」では、こんまりさんのオンラインショップに疑問を持つ人々の「裏切られた」、「今までの教えはなんだったの、がっかり」、「断捨離してスペースを空けて、そこに自分の商品を買い足せということだったのか、ハメられた」などTwitter上の批判の声を伝えています。

しかし、「批判する人々は彼女の教えをちゃんと理解していない」、「彼女は『全てを捨てろ』と言っているわけではない」、「ときめくモノ、大切なモノは残せばよいと言っている」などのこんまりさんを擁護する投稿も多くみられるということです。

富裕層向け?これじゃ「goop」並だ

米フォーブス誌は、「彼女ほど有名になればファンの要望に応えて、自分のブランドを立ち上げることは自然なこと。しかし、高級品を扱うオンラインショップにしてしまったビジネス戦略に問題がある」と指摘しています。