100円ショップ・キャンドゥ、既存店は不振から脱せず2019年11月期が終わる(2019年11月)

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は100円ショップ「キャンドゥ」を運営するキャンドゥ(2698)の、2019年11月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年12月10日に更新されたキャンドゥの2019年11月既存店売上高は、対前年同月比97.9%となりマイナス成長となりました。なお、同社の客数及び客単価の内訳は開示されていません。

続きを読む

また全社売上高は100.7%となりプラス成長。既存店と全店で明暗が分かれる形となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は11月決算)。

既存店売上高はプラス成長月2カ月、マイナス成長月10カ月と苦戦が続いた1年になりました。ただし通期累計は98.8%であり、マイナス成長ながらもなんとか踏みとどまった状態です。10月は93.7%にまで落ち込みましたが11月は97.9%に戻し、10月の落ち込みは一時的となりました。

一方で全社売上高はプラス成長月8カ月、マイナス成長月4カ月であり、既存店に比べ健闘。全体累計も100.8%となり100%を超えました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は、昨年12月25日に1,466円まで下落した後に反転。5月の1,733円到達後に反落しましたが、その後はおおむね1,600-1,700円間でのレンジ相場が続き12月に至りました。現在は1,600-1,650円間の狭い値幅での取引が継続中です。

既存店の不振から脱出できないまま2019年11月期が終了しました。来期は成長の糸口をつかむことができるのか、という点が注目されます。

キャンドゥの過去1年の株価推移

拡大する

参考資料:2019年11月度 月次売上高前年比速報

LIMO編集部

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。