“「自治体指定のゴミ袋があることを知らなかった」(オーストラリア、40代、女性)”
“「ゴミを前日の夜に出してはいけないと知らなかった」(アメリカ、50代、男性)”
“「可燃ゴミと不燃ゴミの違いが分からなかった」(マレーシア、20代、女性)”

日本のゴミ分別ルールが、自治体によって異なるはご存じの通り。たとえ基本的なルールをわかっていても、「地域(自治体)による違いを把握するのは困難」といった声がありました。さらにマイナビニュースが実施した「日本のゴミ出しルールに関するアンケート」では、以下のようなコメントも寄せられています。

“「ゴミ分類は面倒だと思う。中国では分類はしない」(中国 / 20代半ば / 男性)”
“「日本に行われるごみ分別は厳しいと思います。母国では分別をする必要がないし、燃えるゴミとボトルにだけ分かれています」(スペイン / 30代前半 / 男性)”
“「香港でもゴミの分別をやっていますが、日本みたいに徹底してないです。日本のゴミ分別は細かいです」(香港 / 20代後半 / 女性)”

日本のゴミ分別ルールが厳しすぎるのか、あるいは海外が緩いのか……そもそも海外のゴミ分別ルールは、一体どのようになっているのでしょうか? 

日本のゴミ分別ルールは本当に厳しいのか?

日本と世界のゴミ分別ルールを比較してみましょう。まず挙げられるのが、環境先進国のひとつであるスェーデンです。同国はゴミの種類を家庭ゴミ・資源ゴミ・粗大ゴミの3つに大別しています。この点は日本と同じです。