さらに、前日に政府が発表した事業規模26兆円の経済対策を受けてゼネコン株が総じて買い戻され、大成建設(1801)が大幅高となり、大林組(1802)は年初来高値を更新しました。

また、いすゞ自動車(7202)や日野自動車(7205)などトラックメーカーも大きく値を上げています。

その他では、TDK(6762)、村田製作所(6981)、アルプスアルパイン(6770)など電子部品株が年初来高値更新となったのが目を引きました。

一方、武田薬品工業(4502)や塩野義製薬(4507)など医薬品株の一角が売られ、自動車株ではSUBARU(7270)が大きく値を下げました。

また、ローソン(2651)やファミリーマート(8028)などコンビニ株も下落し、ハイテク株ではNEC(6701)やパナソニック(6752)が冴えない値動きだったようです。

新興市場(東証マザーズ)では、ユーザベース(3966)が急騰し、ジーエヌアイグループ(2160)も急騰して年初来高値を更新しました。

一方、手間いらず(2477)が大きく値を下げ、メルカリ(4385)も軟調な値動きのまま引けています。

葛西 裕一