この春、大学に長男を入学させたUさんのお話です。
「学校や塾の説明にもあったし、先輩ママからもさんざん言われていました…。受験には、すごくお金がかかるよって。とはいえ、受験の時期はとにかく必死。納付期限までに収めないとあれができない、これができないと言われて。とにかく定期やら積立やらを崩して、必要だと言われたお金はすべて支払っていました。
でも、大学の入学式が終わって、あらためて通帳をみて実感しましたね。ものすごいお金を使ったなあって…」
大学受験にかかるお金はいくら?
まず、大学受験にかかる費用ですが、通信教育などで知られるベネッセホールディングスが運営するサイト「Benesseマナビジョン」によれば、以下のようになっています。
センター試験 1万8,000円(3教科以上受験の場合。2教科なら1万2,000円)
国公立大学二次試験 1万7,000円
私立大(一般方式) 約3万5,000円(学校により異なる)
たとえば、国公立2校、私立大を2校受験するとなると、
1万8,000円(センター試験)+3万4,000円(国公立大)+7万円(私立大)=12万2,000円
これだけのお金がかかることになります。
また、遠方の大学を受験する場合は、これに交通費と宿泊費が加わります。さらに私立大学などの願書は、1通1,000円ほどする場合もあります。