スマートフォンに夢中すぎる、幼すぎる、勉強を嫌がるなど、子どものことで、親が「困った!」となるのは日常茶飯事。でもこれは「学力が伸びるサイン」と、富永雄輔先生は言います。

入塾テストなしなのに、難関校に生徒を続々合格させる塾長の富永先生は、まさに「子どもを伸ばす達人」です。親が困ってしまう子どもの行動は、子どもからの「サイン」だととらえて、親が適切な対応をすれば、子どもの学力を伸ばすことにつながります。

書籍『それは子どもの学力が伸びるサイン!』(廣済堂出版)では、ピンチ別に具体的な解決法を数多く掲載しています。今回はそこから、子どもの「サイン」に対して親がどう接するべきか、そのヒントをご紹介します。

ピンチ1:とにかく、勉強したがらない