さらに主な費目を見てみると、二人以上世帯では食料:79,348円、交通・通信:42,264円、教養娯楽:29,083円。単身世帯では食料:44,067円、交通・通信:21,619円、教養娯楽:19,674円でした。
黒字生活に戻すためにできることは?
では、ついつい赤字家計になってしまうという場合、何から改善していけばいいのでしょうか。
支出の内容は細かく把握する
赤字家計の人は、雑費や使途不明金が黒字家計の人よりも多い傾向にあるようです。
「何に使っているか分からないけど毎月赤字」という人は、家計簿をつけるなどして、可能な限り使い道を把握しましょう。出費を見える化すれば、どこをどのように削れば良いか対策が取りやすくなります。
貯蓄とは別に「予備費」をつくる
冠婚葬祭などの急な出費を貯蓄から捻出していると、なかなか思うように貯蓄は増えていきません。それを避けるためには「予備費」という項目を作ると良いでしょう。
月の初めに貯蓄とは別に分けておき、突然必要になるお金ができた時はここから使うようにします。そうすることにより、突然の出費が貯蓄に影響しないのが大きなメリットです。もし使わなかった場合は貯蓄に回しましょう。