最愛のペット死を通して知った、ペット葬儀を手掛ける人たちの真摯な姿勢【チンチライフ28話】

【マンガ記事】チンチライフ!

葬儀屋さんは、祭さんが最後のお別れをしている間、少し離れた場所で待っていてくれました。お別れが済んだことを伝えると「それでは、あらためて、葬儀と法要の日取りを連絡しますので」と、神妙な面持ちのまま、祭さんにその後の段取りを説明し、葬儀屋さんは運転席に乗り込みました。

思い切り泣いたせいか、大明神さんを失った悲しい気持ちが和らぎかけていた祭さん。そのせいでしょうか。ふと、「この葬儀屋さん、全然表情を崩さないよな…。」ということがふと気になります。そんな祭さんをよそに、車に乗り込み、「それでは失礼いたします。」と、お悔やみモードの悲しげな表情を浮かべたまま、立ち去ろうとする葬儀屋さん。

祭さんの横を、大明神さんを乗せた火葬車が、ゆっくりと通り過ぎていきます…。が、そこで祭さんは、火葬車のバックドアが開いたままであることに気が付きます。「炉が丸見えじゃん!あぶない、ストップ!ストップ!」大慌てて葬儀屋さんに合図を送る祭さん。火葬車はすぐさま止まり、葬儀屋さんが降りてきます。

先ほどまでの涙はどこへやら、慌てふためく祭さんに対し、葬儀屋さんは思いのほか冷静沈着。先ほどと同様、悲しげな表情を保ちつつも、さっと車から降り、てきぱきとバックドアを閉め、最後に静かに一礼をしてから、何事もなかったかのように、大明神さんを乗せて去っていきました。

「あの人は、プロだ…。」思わずつぶやく祭さん。愛するペットの死に、これだけ真摯に向き合ってくれる業者の存在に頼もしさを感じつつも、「あの人、一体なにをしたら表情が崩れるんだろう?」という点が、ちょっとだけ気になってしまう祭さんなのでした…。

チンチライフ、次回もどうぞお楽しみに。

【マンガ記事】チンチライフ!

チンチラの大明神と小明神、そして漫画家の祭さんの3人(?)が織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何?という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。

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  • 漫画家、イラストレーター

漫画家兼イラストレーター。現在webサイトcakesにてレシピエッセイ「瀕死飯」を連載中。
2019年11月27日「瀕死飯」が幻冬舎より販売決定しました!

Twitter:@hohoho09261