ASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)など、発達の凸凹を抱える子どもたち。

彼らの中には「他の子が難なくできることができない」「年齢相応の発達ができていない」などという子も珍しくありません。

我が家の小学1年生の息子も例外ではなく、5歳の頃にADHDと診断されています。
現在は小学校の「特別支援学級」に在籍している息子ですが、今回の記事ではなぜ私が特別支援学級を選んだのか?そして、特別支援学級の特徴や実際に通って感じていることなどをお伝えしていきたいと思います。

そもそも「特別支援学級」とは?

特別支援学級とは、下記のいずれかに該当する児童及び生徒のために設置されるクラスのことです。

・知的障害者
・肢体不自由者
・身体虚弱者
・弱視者
・難聴者
・その他障害のある者で、特別支援学級において教育を行うことが適当なもの
(学校教育法第八十一条より)

我が家の息子は知的な障害を持っていないため、最後の「その他障害のある者で〜」という項目に該当しました。

特別支援学級においての教育が適当かどうかを決めるのは、教育委員会や保育施設・もしくは学校側が集って開催される「教育支援審議委員会」(就学支援審議会など)においての面接が主軸となっています。

審議委員会には医師の姿もあり、子どもの発達具合や集団生活における特徴などを多方面から観察してもらう場所です。

この審議委員会の審査によって、子どもに「特別支援学級が最適か否か」が通知され、その結果を元にして保護者が最終決断を下します

特別支援学級は「知的障害」と「自閉症・情緒障害」に分けられる