その流れのままトントン拍子で息子の特別支援学級在籍は決定され、現在は息子のペースで先生とほぼマンツーマンの環境で学業に向かっています。
そして、特別支援学級のメリットといえば、なんといっても「怒られることが極端に少ない」「子どものペースに合わせてくれる」といった点です。
自己肯定感が下がってしまいやすいのは、発達障害を抱える子どもたちの多くに共通することですが、特別支援学級ではその辺もしっかりと考慮してくれています。
もちろん道徳的に反することを行えば厳しく叱られますが、ある程度の「いたずら」なら許してくれるケースもあるでしょう。(少なくとも息子の在籍している支援級では)
また、学習も息子のやる気に沿って進めてくれるので、勉強嫌いになってしまうということも今のところ見受けられません。
親として「通常クラスで学んで欲しい」という願いを持つのは悪いことではありません。しかし、子どもにとってどのような学びの場が適しているかを判断する力は、親よりも教育関係者や専門医師の方が高いと個人的には考えています。
通常クラスで伸びる子もいれば特別支援学級に在籍した方が伸びる子もいるので、積極的にさまざまな機関と連携して、「どの学びの場が子どもにとって最適なのか」を考えていきましょう。
【参考】
「特別支援学級及び通級指導に関する規定」文部科学省
広瀬 あゆみ