さらに、米中関係悪化を懸念してか、ファナック(6954)、キーエンス(6861)、安川電機(6506)なども大幅安となりました。

なお、前日に横領容疑で逮捕された元経理部幹部による不正会計の告発があったとされるジャパンディスプレイ(6740)は大幅安で終わっています。

一方、ハイテク株で日立製作所(6501)が年初来高値を更新し、富士通(6702)も連日で年初来高値更新となり、約13年ぶりの高値を付けました。また、ソニー(6758)は取引時間中に3日連続で高値更新となりましたが、その後は売りに押されて終値は下落しています。

その他では、日立グループの再編統合が続く中、次のターゲットとして注目されている日立金属(5486)が年初来高値を更新して怒涛の10連騰となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、手間いらず(2477)が大幅高で連日の年初来高値更新となり、シルバーライフ(9262)も同様に連日で年初来高値を更新しました。一方、アドウェイズ(2489)が急落し、EduLab(4427)も急落で引けています。

葛西 裕一