結婚するまでは自分のウチのやり方が「当たり前」です。でも結婚して他のウチのやり方を知ると「え?何それ⁉」という事象に遭遇します…まさに「未知との遭遇」です(笑)。

筆者は結婚したての頃に一度、お盆に夫のおばあちゃんのうちにお邪魔したことがありました。地方のため、まず皆が話している会話が方言で何を言っているかさっぱり分からず、みんなが笑っていても「何がおかしいのか?」が分からなくて1人だけ笑えないけど、取り繕うために空笑いをしていました。

でも、夫から「お酒が好きだ」という情報が伝わっていて、瓶ビールを10本も用意してくれて「飲め飲め」と一生懸命勧めてくれました。歓待してくれたおばあちゃんの温かさも感じることができ、いい思い出です。

お盆の迎え方も、その地方独自の「しきたり」がありました。お盆におばあちゃんのおうちに行くのは遠いので1回で終わりいい思い出として心に残っていますが、毎年だったら話は違ってくると思います。

親戚の集まりが1年に1回だったら、そのうちのやり方に倣う方がスムースです。でも新年の集まりが毎年で対応が大変な場合は、少しずつ相談しながら自己発揮していくのもありです。年の初めの集まりですから、皆が気持ちよく1年のスタートを切れる方がいいですね。

堀田 馨