「あのね…。長袖ってごそごそするの。あとね、…かわいいのがいい!」

「え⁉ かわいいの?」…そうなんです。じつは次女の長袖の洋服のほとんどは、長女のおさがり。もちの悪い夏服やおしゃれ着は、次女用に買い足したものの、あとはそのままおさがりを着せていたのです。しかし、長女はブルー系のシンプルな洋服を好んでいたのに対し、次女はピンク系のフリルやリボンのついた洋服が好み。このため、次女は寒くても好みの服が着たくて薄着を選択していたのでした。

ねこねこむさんは、次女のその一言で、「そういや、自分も姉のおさがりばかりで嫌だったよなあ。うちの場合、洋服のセンスも合わなかったけど、姉が小柄だったから自分が着るとぱっつんぱっつんということも多くて…。」と、今の次女と同じような気持ちだった自分の子ども時代を思い出しました。その後すぐ、次女が好むような長袖を次女と一緒に買いに行ったら、ようやく薄着をやめてくれたそうです。

「子どもが嫌がるのには、それなりに理由があるんですよね。今回の件は、よく考えれば自分も子どもの頃に同じ経験をしていたはずなのに…。大人になったら忘れちゃうものなんだと痛感しました。」と、苦笑いしながら語るねこねこむさん。「最近は夫や実母に振り回されることが多く、また仕事も忙しくて、子どもたちの気持ちにまで気が回らないことも多々あったなあ。ちゃんと向き合ってあげないと。」と反省しているそうです。駄菓子屋さんの育児日記の第14話もお楽しみに!

【マンガ記事】駄菓子屋さんの育児日記!

お子さんとの時間を増やしたいという思いから駄菓子屋を始めたママ、ねこねこむさんと2人のお子さんの育児日記。珍事件続出の駄菓子屋ねこねこむさんの育児は、笑いあり涙あり、でもやっぱり笑っちゃう毎日です。

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