1st Penguin㈱が2019年8月に行った「キャリアに関するアンケート調査」(※2、調査対象:東京都内在住で年収400万~800万円の22~35歳男女、転職経験1回以上の111名)によると、「これからどのような働き方をしたいですか?」という問いに対し、もっとも多かった回答は「成長できる働き方」(37.8%)、「スキルを身につけられる働き方」(36.9%)となりました。実力をつけられるような職場環境を求めていることがうかがえます。
それと同時に「無理をしない働き方」(31.5%)も多くなっています。
20~30代は働き盛りだからこそ、「ブラック企業」に多くの時間を捧げてしまう人もいます。「働き方改革関連法」が順次施行されている影響や、「残業時間が長い方が評価される」というような働き方に、魅力を感じない若者が多いのでしょう。また、自分の働き方に悩んでいる人が多いともいえます。
「人生100年時代」長い人生、無理せず仕事を続けられるような長期的な視点をもつ現役世代。確かに老後資金など金銭的な心配はありますが、健康だからこそ働き続けられ、医療費を抑えながら長生きできます。長く働くことを視野に入れながら、1つの会社、1つの職にしばられない「働き方」を模索しても良いでしょう。
また働く場所も「東京」「日本」にしばられる必要もないのかもしれません。様々な働き方、生き方を視野に入れながら今後を考えてみるのも良いでしょう。
まとめ
まだまだ未来のある20~30代は、今後の働き方を見直すべき時期でもあります。今の収入や職場の環境に不満を感じている方は、転職で新たなチャンスや環境を手に入れてみては。退職代行サービスを利用する際は、対応している業務内容やトラブルのリスクをチェックしておくのもポイントですよ。
また転職を考え始めたら、同時に「働き方」「生き方」を再考してみるのも良いでしょう。「ブラック企業」に勤めているときは、忙しくて何も考える暇もないかもしれませんが、今後をしっかり見据えて動くことが重要です。
【参考】
(※1)「転職で年収アップするのはこんな人」doda
(※2)「キャリアに関するアンケート調査」1st Penguin
LIMO編集部