筆者の中学生の娘が、初めて生理について口にしたのは、小学校高学年のときだったと記憶しています。学校の授業で教わったらしく、帰宅してから「女の人って何かと面倒だね」と言っていました。それを聞いて、筆者はちょっと嬉しくなりました。
理由は、「生理のことを親にも言えるのだな」と安心したからです。筆者が子どもの頃は、自分の母親に生理のことはなかなか言えませんでした。恥ずかしいという気持ちが強かったからです。でも、母親に言えないことで、辛い思いもしました。生理痛や体がだるくて辛い時でも我慢をしてしまっていたのです。そういう経験があるため、筆者の娘にはちゃんと言って欲しいと思っていた矢先のことだったので、娘が話してくれたことにほっとしました。