無駄使いをしているつもりはないのに、財布に入れたお金が気づくと無くなっている…。それは知らず知らずに使っている「ラテマネー」の仕業かもしれません。1つ1つは少額でも積み重なることで結構な出費になることが多いラテマネー。
そこで今回は、ラテマネーの実態とラテマネーとの上手な付き合い方をまとめてみました。
「ちりつも」で高額になるラテマネー
ラテマネーとは、コーヒーショップで毎日飲むカフェラテのように、無意識に使っている小さなお金が積み重なり、高額な出費になるという意味の言葉。アメリカの資産アドバイザー、デヴィッド・バック氏の著書『自動的に大金持ちになる方法―オートマチック・ミリオネア―』(白夜書房)で紹介され、広く知られるようになりました。
さきほどのコーヒーショップを例にとると、1杯400円のカフェラテを毎日飲むことで、1年間で15万円近い出費になっているというから驚きです。デヴィッド・バック氏は、この15万円を貯蓄に回せば、10年後、20年後には大きな資産が築けると著書の中で説いています。
とはいえ、ラテマネーの特徴は「無意識に使っている」というところ。カフェラテ以外にも様々なラテマネーが存在します。