“小学生=自分で登下校するもの”という考えは、日本において一般的なもの。しかし、小学校へ上がるまで我が子を一人で外出させたことがないという親も多いため、小学校入学のタイミングで登下校問題に直面する人も少なくありません。

小学生の送迎については、正直なところその親の考え方によってかなり左右される問題かと思います。「低学年の間くらいは送迎してあげてもいいんじゃない?」という親もいれば、「小学生になったのにまだ送り迎えしてる!」という親もいることでしょう。

“送迎する=過保護な親”というイメージもありますが、一番大切にしないといけないのは自分自身が後悔しないかどうかということ。

「本当は送り迎えしてあげたかったのに、周りから過保護だと思われそうだから送迎をやめた。でも、子どもが不審者につきまとわれて怖い思いをした。こんなことになるなら、ずっと送り迎えしてあげればよかった。」

このような後悔の気持ちは、どうすることもできません。まわりから過保護だと思われるから…という理由ではなく、自分が納得して“送迎をする・しない”を決めることが大切なのではないでしょうか。

我が子を守ってあげられるのは親である大人だけ