子どもの教育費の中には、勉強だけではなくて部活のお金も含まれていると思います。でも、学校の部活は思ったよりもお金がかかる…そう感じた人はいませんか?筆者自身子どもが部活に入っているので、「本当に必要なの?」と思うこともしばしば。
そんな中で特に印象に残っている5つを見ていきましょう。
「伝統」を重んじる部活
筆者の子どもは、現在高校生の息子と中学生の娘です。どちらも運動部(バレーボール)で、高校生の方は現役ですが、中学生の方は引退しています。彼らが中学生になった時点で部活に入るだろうと思ったので、予算は確保していました。
運動部なら年間5万円くらいかなと。バレーボール部に入ると言われたときには、シューズやサポーターは買うことになると思いました。でも、予算5万円内だろうと計算したのですが、蓋を開けてみると5万円では足りませんでした。
特に娘のときには、毎月の部費や「本当に必要なの?」と思う物を買ったりと、けっこうな額になったと思います。クラブチームであれば、お金がかかるのは仕方ないのでしょうけれど、学校教育の一環である部活にこんなにかかるの!?と思ってしまいましたね。
そもそも、なぜそんなにお金がかかるのかというと、「先輩がそうしてきたから」だと筆者は考えています。保護者会でもそうなのですが、「ずっとそうだった」という理由で物事が決まっていくことが多く、必要か必要でないかを検討することもありませんでした。かっこよく言えば「伝統」なのでしょうけれど、変革を嫌う雰囲気がありましたね。そういう「伝統」の中で、本当は必要ないよね?と思った物が以下の5つです。
やたら多いTシャツ
運動部だったせいか、Tシャツの数はやたら多かったです。毎年新しいTシャツを買わされていましたから、色違いで7枚、8枚持っていましたね。この他にユニフォームもありました。平日の部活では学校の体操着を着るのがルールだったので、使うのは週末だけ。そう考えると、Tシャツの枚数は多すぎます。しかも1枚あたり2,000〜3,000円。当時は、そういう物かを思って買っていましたけれど、今考えると「ユニクロでいいじゃん!」と思ってしまいます。
勝手に買うことを決められた高額なジャージ
Tシャツやユニフォームは仕方ないとしても、ジャージに関しては納得できないこともありました。冬は寒いのでジャージを買おうということになったのです。でも、それは保護者会で決まったことではなくて、「一部の保護者がなんとなく決めたことだった」と後から知りました。
子どもたちは、普段の部活でも学校の体操着を使いますし大会のときもそれを使っています(そういう文化なのでしょう)。そのため、改めてジャージは必要ないのです。しかも候補に上がったジャージは、上下で2万円…。希望者とは言いつつも、半強制ですから買わざるを得ませんでした。